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CEOの4つのタイプとすべきこと

CoinbaseのCEOが最近投稿したブログ記事に、私はとても共感しています。CEOについて、そしてCEOが行っていることに関する記事です。

CEOと言えば、大胆でカリスマ性のあるリーダーを思い浮かべる方が多いと思います。例えば、士気を高めるために兵士たちに向かって怒号をあげる軍司令官のような人物を想像するのではないでしょうか。

でも実際は、様々なタイプのCEOがいて、特定のタイプが他より優秀だということは決してありません。ただタイプが違うだけなのです。

CEOは、以下の3つのことを必ずしなければなりません。

  1. 分かりやすいビジョンを設定すること
    みんなが同じ方向に進むよう、舵取りをすること
  2. 適切な人材を集めること
    優秀なチームと経営陣を採用し、会社にとどまってもらうこと
  3. キャッシュが不足しないようにすること
    会社の財務健全性を確保すること(そして、集めた優秀なメンバーたちに給与を支払えること!)

この3つを前提として、CEOは専門分野にフォーカスする傾向にあります。BrianによるCEOのタイプ別分類が秀逸でした。

1) プロダクトにフォーカスするCEO

最高のプロダクトを作る。イノベーションを起こす。使い勝手を最も良くする。技術的なブレイクスルーを狙う。メディアや投資家とのミーティングなどの社外活動よりも、プロダクトチームとの社内活動により多くの時間を使う。Larry PageやElon Muskがこのタイプに当てはまるでしょう。

2) オペレーションにフォーカスするCEO

業務プロセスにフォーカスし、スケールさせることや、効率性にとことんこだわるタイプ。組織の人材をフル活用し各々にきっちり責任を持たせ、ワークフローを常に見直し、数値で管理します。良い例が恐らくUberのTravis Kalanickでしょう。

3) 営業にフォーカスするCEO

あなたは、新規取引を獲得し売上を増やす、いわばやり手の営業マンです。顧客にプロダクトの素晴らしさを伝え、ビジネス関係を構築するために出張していることが多いでしょう。BoxのAaron Levieがこのタイプです。

4) マーケティングにフォーカスするCEO

あなたの思い描いている世界を実現するために、顧客、パートナー、従業員、応募者、メディア、政府や社会に向かって、会社のメッセージを(何度も何度も繰り返し)伝えることに注力します。あなたは人をインスパイアします。ここで言う良い例は、AirbnbのBrian Cheskyでしょう。

CEOといえども、私たちと同じようにそれぞれ得意分野があります。成功への道筋は、コアとなる強みに焦点を絞ることであり、足りない部分については、それを補完してくれるような素晴らしいチームを集めれば良いのです。苦手分野に気をとられるぐらいなら、得意なことに集中すべきです。本来の自分とは違う人物を演出してしまうと、中途半端にならざるを得ないでしょう。

【画像参照】Digital Trends、NBC News、 Inc、 Norway Todayより

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Founding Partner & CEO @ Coral Capital

James Riney

Founding Partner & CEO @ Coral Capital

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