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本気でグローバルを目指したいなら、英語でピッチしよう

私がShippio創業社長の佐藤さんと出会ったのは3年ほど前のことでした。ある友人が、彼は国際物流業界のスタートアップ起業に取り組んでいると教えてくれたのです。それは興味深いと思い、紹介をお願いしました。その当時、Shippioは既存のフォワーダーに向けたSaaSプロダクトを作っているところで、まだ自社としてデジタル・フォワーダーとなる進化を遂げていませんでした。いずれにしても、彼が取り組もうとしている業界は必然的にグローバルなものでした。そのため彼がアジアへと進出してグローバル企業にしたいと私に説明したとき、私はすぐさま英語での会話に切り変えました。

“Ok, then let’s speak English.”(それじゃ、英語で話そう)

私がこういうことをすると、大抵の創業者は口を閉ざしてしまい英語が上手く話せないと嘆くものです。でも佐藤さんは違いました。彼は事業の説明を英語で続けたのです。

正直に言って、佐藤さんの英語は「まあまあ」です。私の日本語の方が彼の英語よりマシなので、そのまま日本語で会話した方が早く済んだでしょう。それでも、私は次の2つを判断したかったので続けました。1つ目は「グローバルビジネスを作ることに彼はどのくらい本気なのか」、2つ目は「実際、どの程度それが実行可能なのか」です。

創業者たちは事業がリーチできるマーケットの全体像をスライドで示すとき、グローバルマーケットを含めて市場規模や、その業界でグローバルリーダーとなるストーリーを描きます。本当にそうした野望を抱いているケースも多いですが、ほとんどの場合は投資家へのただのリップサービスです。リーチできるマーケット全体が大きい方が印象も良くなるからです。私はそれをふるいにかけるために、英語での会話に切り替えます。もし彼らがその野望に真剣であれば、少なくともグローバルビジネスの世界における共通語を話そうとするはずです。

意思疎通ができる限り、片言の英語でも私は気にしません。第二言語で複雑なトピックについて話すのは難しいのです!私も日本語で苦労しているので、ほとんどの人たちよりも、そのことをよく理解しています。でも、せめて話してみる勇気を持っていていいはずです。私に英語で事業の説明ができなくて、どうやって世界へ説明するというのでしょうか?

私はそのときのミーティングで彼が本気であることを理解し、直ぐに投資したいと決めたのです。それ以降、彼と彼の共同創業者である土屋さんは多言語・多文化なチームを作り、野望の実現へと向かって進んでいます。私は彼らのことをとても誇りに思っていますし、彼らの今後の展開を、とても楽しみにしています。

もしグローバルマーケットを席巻するストーリーをピッチしに来るのなら、私はいつでも会話を英語に切り替えるので、準備して来てください!

追伸:Shippioが最近10億円のシリーズAの資金調達をしたので、エンジニア、プロダクトマネージャー、カスタマーサクセス、セールスを大募集中です!興味ある方は社長の佐藤さんに気軽にメッセージしてください (Facebook or Twitter)。

ベンチャーエコシステム投資基準
James Riney

James Riney

Founding Partner & CEO @ Coral Capital

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