米国のトップティアVCの新規投資先をまとめて手短にご紹介します。Sequoia Capitalは、伝説のベンチャーキャピタリスト、ドン・バレンタイン氏によって1972年に創設され、現在にいたるまで常にトップレベルの実績と知名度を誇っています。海外展開にも積極的で、イスラエルやインド、中国、シンガポール、香港などにも拠点を持っています。
大きく成功した投資先としては、Apple、Google、Oracle、Nvidia、GitHub、PayPal、LinkedIn、 Stripe、YouTube、Instagram、Yahoo!、WhatsApp、Zoomなどのほか、最近の注目株だとUnityやFigma,HubSpot、Snowflakeなどがあります。


今回ご紹介したSequoia Capitalの新規投資先のリンクは以下の通りです。
- Aquarium:機械学習のモデル作成時の学習データの継続的な管理システムをB向けで提供。PythonからAPI経由でデータをアップロード、ラベリングできるほか、データセットを可視化。エッジケースや壊れたデータの特定を容易にする。
- Newness:コスメ・美容に特化したライブ配信コミュニティー。創業者2人は元Twitch社員。特定利用者だけに限定したプライベート配信やコミュニティーのエンゲージメントを高めるトークン機能などを備える。
- Klarna:2005年創業のスウェーデンの決済アプリ。これまでに3,000億円以上、資金調達済みで、すでに3兆円を超えるバリュエーション。後払い機能も備える。
- Doppler:各種APIキーやアプリごとの環境設定を一元管理する開発者向けプラットフォーム。サーバーごとに異なる環境変数の設定などをクラウド上で管理。チームで共有もできる。
- Neeva:個人のメールボックスやクラウドストレージ、ネットを一元的に検索できるパーソナライズされた検索サービス。広告フリーをうたっている。元Googleの広告チームのSVPが創業メンバー。
- Gather Town:レトロなRPGゲーム風のドット絵がかわいい2Dマップ上で動き回って、集まってビデオチャットなどができる。職場利用以外でも結婚式などの利用も想定。マップはカスタマイズできる。
