私たち500 Startups Japanは、この度、カメラマンからヨガ講師にまで及ぶ様々なプロフェッショナルに仕事を依頼できるプラットフォーム『Zehitomo』に出資したことを発表します。彼らは、SequoiaやCapital G(Google)から出資を受けている米国のユニコーン企業Thumbtackのようなサービスを日本で構築しています。
「なるほど、サービスのマーケットプレイスね…で、何がそんなに新しいの?」と、思うっているかもしれません。簡単に言ってしまえば、顧客(あなた!)のユーザー・エクスペリエンスが違うのです。一般的なリスティングサイトで、例えば、自宅リフォームを検索すると何百ものヒットがあるかもしれません。たくさんの選択肢を検討できることは良いことに思えるかもしれませんが、実際は、ただただ時間がかかるだけです。一つずつクリックしてそれぞれのサービス提供者のプロフィールを読み、そして、それぞれのサービス提供者に連絡をとり彼らに依頼する内容を説明します。その後、それぞれのサービス提供者から依頼内容を受けてもらえるかどうかの返信を待ってから、さらに、スケジュール調整をしなければなりません…とにかく手間がかかります。Zehitomo/Thumbtackは、ユーザーが行うこれらの作業の順番をひっくり返してしまいました。依頼する内容の詳細と希望日時を一度書き込んでおけば、サービス提供者のほうが依頼内容をチェックし、あなたに連絡してくれます。あなたの条件にあったサービス提供者5人ぐらいが紹介されるはずです。このユーザー・エクスペリエンスの良さを理解していただくためにも、まずはとにかく試してみてください(こちらからどうぞ!)
Zehitomoを支援できることにワクワクしています。もともとJPモルガン、シティバンク、楽天やDeNA出身者の彼らですが、何よりも、今年はじめにZehitomoに出資した以降もずっと、有能な人材を引き寄せ続ける力強い企業文化を築けている点にも注目しています。今回のラウンドでは、Draper Nexus Ventures、KLab Venture Partners、Accord Venturesや著名なエンジェル投資家に加わっていただき、総額約1.5億円の資金調達を完了することができました。今後は、今回の調達資金を使って、採用活動を活発化させていくことでしょう。転職を考えている方は、こちらの募集職種をチェックしてみてください。またとないこのチャンスを逃してはいけません!
Founding Partner & CEO @ Coral Capital