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初めてVCに会う前に意識しておきたいこと

VCと初めて会って話す。初めての起業や初めての資金調達の方がほとんどですから、これは緊張しないはずがないですよね。私、吉澤美弥子はCoral Capital(以下、Coral)のシニアアソシエイトとして日々多くの起業家とミーティングをしているのですが、VCだからといってまったく緊張していないかと言うと、決してそうではありません。私も起業家のミーティング前は毎回かなり緊張しています(笑)。それは起業家の貴重な時間をいただいているからこそ、ミーティングを有意義なものにできるのか、とプレッシャーを感じるからです。

事業をドライブさせるために試行錯誤を続ける起業家にとって、ミーティングで費やす時間は「たかが1時間、されど1時間」。代表の時間は非常に貴重な時間ですから、ミーティングをするなら、会社にとって必ず有意義なものにすべきです。しかし、なかには「何の相談をすればいいのかわからないまま会いにきた」「関係性をつくるための挨拶にきた」という起業家も割といらっしゃいます。これでは時間を有意義にできていない印象をお互い受けてしまうので、非常に勿体無いのではないでしょうか。

では、初めてVCに会うときはどういったことを意識するといいのでしょうか?さっそくまとめてみました。

「なぜVCに会うのか」のゴールを明確にする

まずは「なぜVCに会いたいのか」をはっきりさせます。冒頭でお伝えしたように、「とりあえず挨拶しておこう」「会っておこう」など特に要件のないミーティングは、双方の時間を無駄遣いしてしまいます。会って話す時間を有意義にするためにも、時間を取る明確な目的を洗い出すことからスタートしましょう。

ちなみに、VCに連絡する起業家の目的は、大きく分けて2パターンあります。

– 調達したいので、相談したい
– 事業の壁打ち・相談に乗ってほしい

「調達したい」の場合には、会社と事業の状況と、調達の時期や金額といった概要を明確にし、検討依頼をするだけなので非常にシンプルです。

「事業の壁打ち・相談に乗ってほしい」場合、そもそもそれがVCに相談することで解決する課題なのか、相談したい内容はなんなのかを明確にします。例えば、事業アイデアに悩んでいるなら、具体的にどういったものを検討していて、どんな懸念事項があるのかを洗い出しておくとVCも相談に乗りやすいです。

連絡経路はあまり重要ではない

相談したい内容と相談したい相手が明確になったら、どのように連絡するかを考えると思います。共通の知人に紹介してもらったり、直接会社の代表連絡先に連絡したり、キャピタリスト個人のSNSに連絡したりという方が多いのではないでしょうか。

Coralの場合には問い合わせフォームからの連絡も、SNSのメッセージからの連絡も、人からの紹介も全てメンバーの誰かが確認し、その連絡内容でミーティングをお願いするかどうか判断します。どのチャネルから連絡いただいても、必ず確認しているので、あまりどの方法で連絡があったかどうかは重視していません。強いて言えば、紹介の方が紹介してくれる方を信頼しているので「会ってみよう」となる可能性は高いかもしれません。しかし、だからといってこれが投資判断自体に影響することはありません。

「VCを判断する」という意識も持つ

VCに会う際にもう1つ、ぜひ意識してもらいたいことがあります。それは、VCが起業家に対して投資判断を行うように、起業家として「一緒にやっていきたいと思う投資家かどうか」を判断することです。

起業家はどうしてもVCとのミーティングの際に、「選ばれている」という感覚になりがちです。だからこそ、同時に自分たちも「VCを選んでいる」という意識もぜひ持っておいてほしいのです。そこで「合わない」「仲間として一緒にやりたいと思わない」となれば、縁がなかったということです。もしも投資が決まったら、その後はとても長い付き合いになります。会社が好調な時もそうでない時もある訳なので、採用と同様、投資家選びでも仲間になってほしいと思える投資家かどうかをきちんと見極めることは重要だと思います。

おそらくですが、ミーティングの最後では「何か質問はありますか?」と聞かれると思います。そこで「VCとしてどんな強みがあるのか」「売りは何なのか」「どんな支援をしてくれるのか?」を聞いてみてください。とくに「投資先とどんなコミュニケーションをとっているのか」も聞いておくとイメージもつきやすくなります。

さて、Coralの場合は…?

Coralでは、調達となって初めて連絡いただき出資に至ったケースもありますし、起業前から事業の相談に乗っていて投資に至った会社も実際にあります。

私たちはよく「It’s Never Too Early, But It Could Be Too Late.(投資家に連絡するのに遅すぎるということはありますが、早すぎるということはない)」と言うのですが、 まだ資金調達する準備ができていないと思っていたり、アイディアをブレストしている段階でも、あなたの会社の状況に応じて相談に乗りたいと考えているので、下記のフォームなどから気軽にコンタクトをとって下さい。



投資基準

吉澤 美弥子

Senior Associate @ Coral Capital

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