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コロナで加速したビジネスは、どこまで元に戻るか

本ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Event Driven Growth」を翻訳したものです。


ほとんどの会社が、現在発生しているパンデミックで苦境に立たされています。完全に操業停止に追い込まれてしまった会社も多くあります。

しかし、中には成長している会社もあります。パンデミックの影響でグロースが加速しているのです。たとえば、フードデリバリー、Eコマース、オンライン教育、遠隔医療、リモートワーク、クラウドインフラといった分野の企業です。

私は過去に、こうしたイベントドリブンなグロースを経験する企業を何度か見てきました。ニューヨークのハドソン川に飛行機が着水し、多くの人がそれを見ようとツイッターに殺到したことがあります(訳注:2009年の事故のことで、米国でツイッターがサービスとして広く認知されるきっかけとなった)。また、競合サービスが終了して別のサービスにユーザーが殺到したり、仮想通貨の人気に火がつき一枚噛みたいという人が増えたり、そういったことが時々起きるのです。

私はこのようなグロースを経験している起業家と話をする中で、状況が普段通りに戻ったときのビジネスの変化をモデル化できないかと考えていました。

状況はそれぞれ異なるでしょうが、私が気に入っているフレームワークは次の通りです。イベント前の数値をベースラインとし、イベント発生時のピークを算出します。状況が普段通りに戻ったとき、上昇した分の半分は失いますが、イベント前のベースラインとピークとの中間地点がイベント後の新しいベースラインになる、というものです。

もちろん、必ずこのモデル通りになるというわけではありません。あくまでモデルです。実際のデータが明らかになってきたら、そのときに見直していけばいいのです。

ですが、このモデルは、新しくやってきたカスタマーの全員ではないにしろ、一部はあなたの会社のサービスを使い続けてくれることを示しています。あなたの会社のベースラインは、イベント前よりも高くなっているでしょう。私がキャリアの中で見てきた、イベントドリブンなグロースを経験した会社のほとんどで、こうした変化が当てはまっていたのです。

AVCコロナ

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