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成功する起業家には、負けを勝ちに変える能力が必要

本ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Turning A Loss Into A Win」を翻訳したものです。


成功する起業家の特徴の1つは、負けを勝ちに変える能力です。

起業家は、特に創業初期に多くの負けを経験します。投資家があなたの会社への出資を見送ったり、採用候補者があなたのオファーを辞退したり、営業の甲斐なくカスタマーを逃したり、競合他社にカスタマーや従業員を奪われたり、訴訟を起こされたり、重要なリリース日に開発が間に合わなかったり、社員の士気が低下したりします。

しかし、こうした負けの瞬間はどれも勝ちに変えるチャンスを秘めています。

重要な役職の採用で候補者を逃し、ピンチに陥ったあなたが有望な社員を昇進させたら、その人がスター人材になることもあるでしょう。

激しく競った販売機会を逃したものの、その顧客と事後に振り返りを行うことで、あなたのプロダクトに重要な要素が欠けていることが発覚。その部分を埋めることで、以後、営業がうまく行きはじめることもあります。

資金調達ができなかったため、支出を減らし、3か月間ビジネスを続けてから再び資金調達に挑むと、今度は話す人全員からタームシートがもらえることもあります。

私が言いたいのは、負けは勝ちに変えるチャンスでもあるということです。負けをチャンスと捉え、負けの中に勝利を見い出すのが重要です。

そのためにはレジリエンス、楽観主義、粘り強さが必要になります。最も成功している起業家は、そうした素質を十分に備えているものです。

そして、これらは習得可能なスキルでもあります。ただし、これを学ぶには、常にこのことを意識していなければなりません。

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Editorial Team / 編集部

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