スタートアップの開発の失敗を赤裸々に語るLT大会、Coral Developersが開催

Coral Capital出資先約80社のメンバーからなるスタートアップコミュニティー「Coral Family」では、職種別交流会を定期的に開催しています。CTO・エンジニア、デザイナー、バックオフィス、広報、BizDev・Sales、情シスなど、企業の壁を超えて悩みや知見を共有しています。

交流会の多くは参加者限定のクローズドなもの。例えば広報担当であれば、どこの媒体の記者が担当が変わって、最近どのような記事を書いているかの情報交換をしていたりします。情シスであれば、会社支給のPCやスマホがリースなら、どういう点に気をつけるのか、ずばりどこのリース会社が良かったのかについて具体的な体験談を共有しています。あるいは、ID管理サービスのIDaaSは組織規模がどのくらいになったら検討すべきかなどについて、組織規模的に少し先を行くスタートアップの「先輩」から実践的なアドバイスが聞ける場となっています。

Coral Developersが失敗を赤裸々にシェア

Coral FamilyスタートアップのCTO・エンジニアが毎月1度、オンラインで集まる「Coral Developers Bar」は、空CTOの田仲紘典氏が中心となって、交流会の中でも最も早く立ち上がったコミュニティーです。開発ツールや組織の話、技術トレンドの話などを、ざっくばらんに語る場となっています。

このCoral Developersの中から生まれた企画が5月18日と25日の2週連続で開催した「スタートアップ開発しくじり先生LT(前編)」「同(後編)」と銘打ったライトニング・トーク(短時間で次々とピッチをする形式)のイベントです。

アーリーステージの開発現場で技術、ビジネス、組織の多くが試行錯誤。「振り返ってみると失敗だった」という体験談をスタートアップ4社が次々と共有するイベントとなりました。

スタートアップ8社がライトニング・トーク

2週連続で行われたライトニング・トークに登壇したのは8社8人のCTOやエンジニア。タイトルと登壇者は以下の通り。


●これは売れる!と確信して出した機能の利用社数が1社で膝から崩れ落ちた話
登壇者:後藤 健佑(株式会社カミナシ プロダクトマネージャー)

 

●フロントエンドをゼロから作り上げ、しくじってきた青春の思い出

登壇者:中山太雅(ファンファーレ株式会社 Software Engineer)

 

●本番環境にホットフィックスをリリースして破壊した話
登壇者:小佐野洋(株式会社justInCaseTechnologies Software Engineer)

 

●組織で向き合う、しくじりと開発体制の歴史
横塚出(株式会社hokan CTO)

 

●WordPressが技術負債になった話
麻生隆道(クレジットエンジン株式会社 CTO)

 

●ステージング環境でばっちり検証したけど、本番で沼った話
森 雄祐(株式会社Handii CTO)

 

●通知機能をマイクロサービス化していたらユーザ一斉通知でしくじった話
辻 天斗(株式会社Seibii エンジニア)

 

●守りからはじめるカスタマーサクセス
森脇和也(株式会社空 Software Engineer)


スタートアップの開発は、既存事業があって追加開発をするような開発、あるいは納品先の顧客と仕様書を詰めてから実装する場合と違うという事情もあります。

使われるかどうか分からない新機能実装というビジネス的な意思決定にも関係する開発の失敗ストーリー、理想的な開発環境と本番環境の使い分け設定をする手間を省いた結果、うっかり本番環境を壊してサービスに影響が出てしまった話など、エンジニアやプロダクトマネージャーならお腹が痛くなる話が続きました。

個別のライトニング・トークについて順次記事でご紹介したいと思います。

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