Coralスタートアップ合同職域接種、2万人超へのワクチン接種を完了

2021年6月23日から8月11日にわたって全22日の接種日程で実施したスタートアップ企業のためのCoral新型コロナウイルスワクチン合同職域接種プログラムが昨日、無事に終了しました。連日、大手町の接種会場に1日あたり約2,000人が訪れる接種規模となり、合計2万1,563人の方にモデルナ社製のワクチンの2回の接種を完了しました。

事務局としてワクチン申請や会場手配、予約調整、会場運営など膨大なオペレーション業務をこなしたCoralチームメンバー、医療体制面で中心的な役割を果たして頂いたCoral Capital投資先のCAPSグループのみならず、医師・看護師の皆さま、ベンチャーキャピタル45社、さらに延べ500人に及ぶボランティアスタッフの皆さまのご協力があってはじめて可能となったプログラムでした。また、以下の皆さまには様々なサービスや場所を無償提供いただきました。ご協力いただいた皆さまに、改めて深く御礼、申し上げます。

  • CAPSグループ(医療面のオペレーション)
  • ボランティアスタッフ(接種会場の誘導・事務オペレーション)
  • パートナーVC(接種対象となったスタートアップ社員の取りまとめ)
  • 三菱地所(会場無償提供)
  • クオール薬局(薬剤師派遣と廃棄物処理)
  • hey(予約システム無償提供)
  • ClipLine(医師・看護師募集動画作成無償提供)
  • クリスプサラダワークス(スタッフへのサラダ無償提供)
  • BONX(BONX WORK無償貸与)
  • 大正製薬株式会社(栄養ドリンク無償提供)
  • その他、様々な形でご支援いただいた皆さま

スタートアップの連帯と前のめりな熱量

今回のプログラムを通して感じられたのは、スタートアップコミュニティーの連帯と、前のめりな熱量です。

今回のプログラムでワクチン接種いただいたのは、スタートアップ企業923社のメンバー(正社員、業務委託、インターン)および、そのご家族です。当日、接種やボランティアで会場へ足を運ばれたスタートアップ関係者の皆さまからは異口同音に「接種会場にいる人々が全てスタートアップ関係者であることに気づいて感慨深かった」「日本にもこんなに社会をどうにかしようとしているスタートアップ企業あるんだな、未来は明るい」という声を聞きました。会場は私語厳禁であったものの、確かに静かな連帯感があったかと思います(接種日初日のTwitter上での感想まとめ)。会場では連日、日本を代表するベンチャーキャピタルのパートナーやスタートアップ代表の方々もスタッフとして立ち、受付や誘導にご協力いただきました。

会場出口においたステッカーボードにも、多くのスタートアップ関係者の方々が自社のロゴステッカーを貼ってくださいました。

政府が職域接種の方針を発表したのが6月1日。そこから48時間で申請に必要な1,000人を超える約1,800人のCoral投資先の希望者名簿を用意し、これを同業他社VCを通して2万人規模に拡大。6月8日には厚生労働省へワクチン申請を行い、無事に6月23日に接種を開始しました。この間、医師・看護師の手配や会場の手配・調整、接種会場のレイアウト設計、動線確認のリハーサルなどに加えて、テレビ局の取材対応などに追われました。また、大企業を念頭においていた職域接種において、本当に私たちのような中小企業による合同接種プログラムでワクチン確保ができるかどうかも100%の確信があったわけではありません。実際、厚生労働省からワクチン配布予定日の連絡メールが来たときには、事務局関係者一同、マイルストーンを達成したスタートアップのように、歓声を上げるとともに安堵のため息をついたものでした。さらに、予想を超える申請数により政府が職域接種の一時停止を発表するなど混乱があるなかで、Coralスタートアップ合同接種プログラム実施期間中にも、裏側ではワクチン納品計画に大きな問題が生じ、ワクチン配布の遅れがありました。すでに開始しているプログラムで、もしワクチンが来なかったら一部を中止にせざるを得ませんでした。関係者がやきもきするなか、連日ワクチン確保に動いた吉澤は、再び配布継続の確認が取れた際に泣き崩れそうになるという場面もありました。

職域接種プログラムの政府への申し込みに必要な準備を全てを最速で終わらせ、民放テレビのキー局全てのニュースに取り上げて頂いて外堀を埋めるなど、必要なことを全てやりきった上で結果を待ったことが奏功したのだと思います。前のめりだった私たちは2万人の接種を終えることができましたが、ほんの少しでも職域接種プログラムへの申請が遅れた企業は一時停止の影響を受けて、まだ接種を実施できていないところもあるかと思います。自分たちだけ先に打てて良かった、などというつもりは一切ありません。ワクチン接種を希望する全ての人が1日でも早く接種を受けられることを願っています。しかし現実としては政府が一定期間に割当可能なワクチン数には上限があり、その後に職域接種の新規受付自体が停止してしまったわけです。そう考えると、実現できるかどうかとあれこれ考えたり会議で議論するより先に走り出して、やれることを全てやる、そして自分にできることで各自が貢献するというスタートアップ的なカルチャーこそが差を生んだのではないかと思います。また、日々ボランティアスタッフの方々に現場で気づいた点をフィードバックをしていただけたことで、オペレーション改善を続けることもできました。そのリーダーシップを取ったCoral Capitalの吉澤、澤山、津田、CAPS金谷氏、それに呼応して素早く動いてくださったVC・スタートアップ関係者の皆さまとともに、接種プログラムを無事に完遂できたことを感謝し、ここにご報告させていただきます。

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Editorial Team / 編集部

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