Coral Capitalは7月6日、投資先を含むスタートアップの起業家や従業員を対象とした招待制勉強会「Coral School」を開催しました。サスティナブルなプリント基板の開発を手がけるエレファンテックの清水信哉さんをゲストに迎え、「ディープテック資金調達のリアル」をテーマに語っていただきました。
エレファンテックは2014年に創業。既存の製法に比べて銅や水の使用量、CO2排出量を大幅に削減できるプリント基板の実用化に向けて取り組んできました。2020年には量産に成功し、現在は市場での採用が進んでいます。
ディープテックスタートアップは研究開発から事業化までに時間がかかることから、資金調達に苦労すると言われています。そうしたなか、エレファンテックの累計調達額は90億円に上ります。同社はどのようにして大型調達を成功させてきたのかを深掘りしました。当日の模様をYouTubeで公開しましたので、ぜひご覧ください。
0:00 ダイジェスト
1:20 アイデアは50年前から…環境に優しいプリント基板の量産に成功
3:43 「大学発ベンチャーあるある」に遭遇したシード期
6:23 シリーズAで現在の製法の基礎にたどりつく
7:34 シリーズBで技術実証→「量産の壁」に
10:22 事業会社を巻き込んだシリーズC・D調達
12:11 いちばん辛かったラウンドは?
14:17 事業会社を巻き込む秘訣は?
15:53 事業会社のキーマンが異動した場合はどうすべき?
21:00 VCと事業会社で資金調達交渉の違いはある?
23:10 資金調達のTIPSは「FOMO」を喚起すること
25:09 市場規模の伝え方で投資家の反応が変わる
26:50 グローバルチームを作らなくても世界で戦える
29:58 「あの時こうしていれば…」過去の反省は?
Coral Capitalでは招待制勉強会「Coral School」のほかにも、日本最大のスタートアップキャリアフェア「Startup Aquarium」のトークセッションやエレベーターピッチ、起業家インタビューの動画などをYouTubeで配信しています。ぜひチャンネル登録をお願いします!