Coral Capital創業パートナーのJamesが昨年5月、「トップクラスを目指す人であれば、ワークライフバランスではなくワークライフブレンドを考えると良いかもしれない」という内容をツイートしたところ、共感の声が大多数だった一方で、一部で反発する声も見られました。
バーンアウトしないように適度に休むのが大事ですが、本当にトップクラスを目指すのであれば、ワークライフバランスは諦めるしかない。
プロアスリートも経営者も投資家もトップを目指すならワークライフブレンドにするしかない。
トップクラスの世界ではワークライフバランスなんてない。
— James Riney🐠Coral Capital (@james_riney) May 9, 2022
このすれ違いの主な原因は、「ワークライフブレンド」という言葉が「休みなく働き、仕事以外の生活が一切なくなること」と解釈されてしまったためです。そこでこのツイートの主旨を改めて説明するブログを書いたところ、SNS上では概ね好意的な意見が見られました。
とはいえ、ワークライフバランスの問題は、頑張りすぎの「オーバーアチーバー」が多いスタートアップ業界で取り上げるべきトピックのひとつです。そこで今回は「トップクラスを目指す起業家にワークライフバランスはないのか」というテーマで、JamesとCoral Capitalパートナーの西村賢がYouTubeで語りました。
なお、今回の話はスタートアップで働く従業員ではなく、取締役などの会社役員を対象とした話です。さらに言えば、トップ1%を目指す方々の働き方について語っています。この前提を踏まえて、ぜひ動画をご覧ください。
0:00 「ワークライフバランス」のSNS投稿が話題に
1:31 スタートアップの世界はトップ1%しか生き残れない?
3:15 トップ1%を目指す人へ、ワークライフ「ブレンド」のススメ
6:29 従業員もワークライフブレンドを取り入れるべき?
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Editorial Team / 編集部