会社がアーリーステージ(プレシード、シード、場合によってはシリーズAも含む)にあるときに、創業者がすることで私が一番良いと思うものの1つ、それが「週次のメールの送付」です。
チーム宛ての週次メール、投資家宛ての週次メール、全員に宛てた週次メール、あるいは自分宛ての週次メールまで、形はさまざまです。週次メールが誰宛てなのか、それによって創業者がメールに何を書くかが変わってくるのでそこも多少は大切でしょう。
しかし誰宛てなのかはさほど重要ではないかもしれません。より大切なのは創業者が週ごとに何を考えていたか、前の週に何が起きたか、次の週の目標は何か、ということです。
アーリーステージのスタートアップを取り巻く環境はとても目まぐるしく変わります。創業者は、プロダクトマーケットフィットや会社のポジショニング、チーム構成、その他さまざまな事項に慌ただしく対処しながら、全員が足並みを揃え戦力となれるよう努めなければなりません。それに大いに役立つのが週次メールです。
何より大切なのは、週次メールを書くことで創業者が心を落ち着け、地に足をつけて次の週に備えられること、そして自分たちや会社が何を何のためにしているかを明確化できることです。
私は日曜の夜に週次メールを書くのが一番好きです。それにより次の週への準備ができます。ですが、それは週末のどのタイミングでも、または月曜の朝などでも大丈夫です。
新しいことを始め、リズムに乗ってそれに取り組んでいきたいのでしたら、週次メールを検討してみてください。これはとても良いものです。
Editorial Team / 編集部