Coral Capitalの新規投資先であるEpicBaseは「Smart書記」というSaaSの音声自動文字起こしサービスを提供するスタートアップです。3月12日に発表済みですが、メディアドゥからのカーブアウト案件として、メディアドゥ、Coral Capital及び個人投資家から8,500万円の資金調達を実施しています。もともとベンチャーキャピタルに在籍していたこともある松田崇義さんが一旦メディアドゥへジョインして社内で事業を推進。後にスタートアップとして独立するという、少し変わった経緯をたどっています。
今回、松田崇義さんにお時間を頂いて、起業に至るまでの経緯やサービスの特徴、今後ターゲットとなる市場について話を伺いました。音声の文字起こしと言えばGoogle Docsなどで無料で使えます。すでにコモディティーにも思えますが、何が違うのかもお聞きしています。
0:18 Smart書記とは
0:38 起業のきっかけ
1:58 メディアドゥからのカーブアウトの経緯
3:45 Google Docsとの違い
4:37 音声認識市場の今
7:01 音声認識サービスの特徴
11:08 サービス運用
プロフィール:松田崇義(まつだ・たかよし)
1986年生まれ。大阪府吹田市出身。立命館大学を卒業後、楽天に入社。楽天市場や電子マネーなどマーケティングに従事。デジタルガレージ子会社のDGインキュベーションおよびOpen Network Labに参画し、スタートアップ投資やハンズオン支援、またシードアクセラレータープログラム責任者として会社創業期の起業家支援に従事。2017年8月より株式会社フーモアの取締役COOに就任。翌年、同社取締役副社長就任。2019年に同社を退任。2019年7月より株式会社メディアドゥにてAIを活用した音声認識サービス「Smart書記」の責任者として参画し、2020年3月、メディアドゥよりカーブアウトし、エピックベースを設立。
Partner @ Coral Capital